どうして男なのに女性主人公を選んでしまうのか
ポケモンの最新作「ポケットモンスター ソード・シールド」が2019年冬発売予定だそうです。既にSwitchでピカチュウ・イーブイが発売されていますが、これから実写・ミュウツーの逆襲の3Dリメイクなど胸が熱くなりますね。
さて、この手のゲームをやるときにこんなことを聞かれます。
皆さんはどっちを選びますか?
私は大抵「おんなのこ」を選びます。女主人公ですね。
「え、お前なんで男のクセして女の子選ぶんだよ。」と言いたい人もいると思いますが、まあ話を聞いてください。
結論から言わせてもらうと「これから何百時間もこの主人公キャラを操作して、一緒にストーリーを進めていくのに何が悲しくて男のケツを見なきゃいけねえんだ。可愛い子を選んで何が悪い。」
ということです。このオタクめっちゃ早口で言ってそう。
こんな事を言うとまた色々言ってくる人がいます。うるさいですね。
「ゲームの主人公に感情移入するんだから同性の方がいいじゃん。お前頭イってんのか。心まで女の子か。」
こんな人にもう一度言わせてもらいます。
「うっせぇぇぇぇえぇぇ!!!うるせぇぇぇぇぇぇぇ!!!別に可愛いからいいじゃん!!!そういう目的でもいいじゃん!!!人のゲームプレイにケチつけんな!!!!」このオタク急にキレてて怖い。
女主人公の方が装備が多かったりステータスが上がりやすかったりと色々あるらしいですが、私はキャラが可愛ければどれだけステータスが低くても使います。
中学生の時、ネトゲで女の子を装って(いわゆるネカマ)、おっさんプレイヤーからレア装備なんかを恵んでもらったことがありますが、別にそのために女主人公を選ぶことなんかありません。
そして、他にもキャラメイクがが出来るゲーム(例:モンスターハンターやPSO2など)でも女主人公を選択しますし、キャラメイクに最低1日はかけます。せっかく発売日に買ってもストーリーが1ミリも進まないのはこれが原因です。
キャラメイクにプレイヤーの理想や好みが表れると言いますが、きっとその女主人公ちゃんは私の理想のタイプの女の子になるんだと思います。
現実世界で異性と関わることがまったくもってほぼすべてないので、ゲームの中でくらい楽しませてくださいと思っています。
同じような理由でアニメやゲームの女の子に恋心を抱いてしまうんでしょうね、悲しい人間です。萌え萌え~
また、こんな話もあります。今でこそゲームに携わる女性の方も増えましたが、20年くらい前までのゲーム制作者なんて男性の方が多かったと言います。シナリオライターやディレクターも自分の欲望、もうこの際言ってしまえばリビドーをそれにぶつけていたのではないでしょうか。
格闘ゲームで有名なストⅡの春麗(チュンリー)なんかはその最たる例だと思います。グラマラスなスタイルで今でもおじさん達から愛されていますが、1991年のストリートファイターIIで登場しました。
話が少しそれてしまいましたが、まとめに入ります。
オモコロにこんな記事がありました。
この記事の立正大学心理学部 斉藤勇名誉教授によりますと
・可愛いからと男なのに女キャラを選ぶ人
→女の子に幻想を抱いている
そして逆に女性なのに男性キャラを選ぶ人を
→変身願望があったり女性だけど男性性が強い
と分析しています。
つまり、ヴァーチャル技術の発達によって別人への自己投影が可能になりましたが、そのような心理は誰の心にもあり、違う自分を演じることが新たな楽しみになっているのだと考えます。例え同じ性別のキャラであったとしても、背を高くしてみたり、筋肉質にしてみたり、髪色を変えてみたりと自分の理想を投影することがあるかと思います。
私はこれからも自分の好きな性別と見た目のキャラでゲームを遊んでいきますし、これをバカにされても自分の好きなように楽しみます。ゲームを遊んでいる人全員がこれに当てはまるというわけでもありませんし、それぞれの楽しみ方があります。
そんな記事でした。