地獄行き新快速

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韓国の地下鉄によくいる物売りについての考察

せっかく韓国に住んでるので
韓国社会の闇について取り上げてみようと思います。

私は毎日首都圏電鉄1号線に乗り1時間ほどかけて通学しているのですが
大抵「物売り」がいます。

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今日見かけた物売り

写真は加工してありますが、60代程の男性です。
他にも3人の物売りを見ました。

JRの特急や新幹線でみられる「車内販売」というわけでもありません。
勿論違法です。車両内や駅施設での無許可の販売は逮捕されますし、乗客にも鉄道警察へ通報するよう韓国鉄道公社KORAIL(日本で言うJR)から推奨されています。

しかしながら、韓国国民にとっては見慣れたものとなっています。
彼らは歯ブラシやアカスリタオル、時には子供用のラジコンや扇子などを売り歩きます。最近では大気汚染が深刻化しているので、マスクなんかをよく売っています。
給食の時間に使った綿で出来た布製の白マスクを「PM2.5」に完全対応していると謳っていますが、絶対嘘です。

そんなの2019年の今誰も買わないよと思いがちでしょうが、結構売れています。高齢のお客さんが多いでしょうか、気持ち相場より少し安いくらいの値段なので利益が出ているのかもいささか疑問ではありますが。

また、彼らの売り方も特徴的だと言えるでしょう。大きなプラスチック製のダンボールにタイヤをつけたものを引きながらセールストークを始めます。

「さあご乗車の皆様失礼致します。今日は○○を持ってきました。この商品はですね、~ということで~であります。・・・」

かなり大きな声なので車両内に響き渡ります。迷惑極まりないと言えばそうなのですが、彼らは生活保護受給者や障がい者、ホームレスと経済的に困っている人たちばかりです。

ここで私が伝えたいのはG20加盟国で目覚ましい経済発展を遂げたとも言われている韓国ですが、貧富格差は縮まらず今もこのような暮らしを送らざるを得ない人が大勢いるわけです。そして何よりこのような行為を韓国国民が黙認している現実は何とも情けなく悲しいように思います。

彼らの中には勝手に乗客の膝に商品を置いて、無理やり買わせようとする物売りもいます。何も知らない外国人観光客が商品を手にとってしまい、買わされてしまうケースもあります。

他にも募金を募っていたり、新興宗教の勧誘だったり、乞食などがいますが、これが韓国社会と割り切るしかないのかも知れません。

韓国の地下鉄は色んな人が乗っています。その点は日本とあまり変わりませんが、数年前まで小学生くらいの子供が物売りをしていたこともあります。

これを扱った他のサイトやブログなんかでは珍しいと取り上げられていますが、そんな訳ありません。