電車で痴漢と間違われた話
つい2時間前の出来事です。講義を終えて、いつものように自宅へと向かう快速電車に乗りました。
帰宅時間帯と重なり乗車率は100%といったとこです。たまたま席に座ることができ、今日も疲れたなと電車に揺られること数分。
そんな満員電車の中で事件は起きました。
電車がレールの分岐に差し掛かり、ガタンと大きく揺れたその瞬間、前に立っていた女性が私に覆いかぶさりました。
バサッ!!
...。
私は愚かでした。その女性を思わずキャッチしてしまいます。肩を手で掴み、互いの頭がぶつからないように抑えました。私は座っていたので逆壁ドンみたいな形と言えばいいでしょうか。
倒れる寸前、女性は両手でスマホを操作していたのでつり革には掴まっておらず、「まあしょうがないよな」と思っていましたが、肩を掴んでしまったのは謝らなければなと思い よく考えてみれば私紳士じゃん
「す、すいま...」
女性 「何触ってるんですか。早く手、離してください。」
「すいません。(即答)」
反射的に謝ってしまいました。そういうとこだぞ
倒れかかってきたのはおそらく女子大生。
普通ならば
「いえ、こちらこそ倒れてしまってごめんなさい><」
「いえいえ(イケメンスマイル)」
と少しばかり表現は誇張しましたが、第一声が「何触ってんだ早く手を離せ」ってのは中々無いパターンだと思います。
その女子大生はこう続けます。
JD「カラダ触りましたよね?謝ってください。」
その数秒が思いやりだったとしても、JDにとっては苦痛の極みだったんでしょうね。
「すみません、倒れてきたので咄嗟に掴んでしまいました。」と弁明を図りますが
JDはカンカンです。
何も言わずにこちらをずっと睨みつけます。
普段じゃJDにまじまじと見つめられるなんて有り得ないことですが、今回はあまりにもシチュエーションが違いすぎてドキドキしませんでした。むしろ動悸がします。マジでそういう企画モノとはレベルが違いすぎた。
結構大きな声で言われてしまったので、車両中の視線が一気に私に集中しますし、ガヤガヤしてました。ホント失禁しそうなくらいに怖い。
あまりにも怖くて何を言ってるのかなんて聞き取れませんでしたが、多分良い事は言われてないです。
もうこのまんま俺人生終わっちゃうのかな、逮捕されるんかな、示談金で借金抱えるのかなと泣きそうになりました。映画「それでもボクはやってない」で痴漢冤罪について扱っていましたが、きっとこんな感じなんだろうなって思いました。
幸い隣に座っていたおばさんが「アンタ、謝る必要ないよ、」となだめてくれたり、JDが次の駅で降りてしまったので大事にはならずに済みました。おばさんありがとう、ホントにありがとう。直接言えなかったけどありがとう。
さて今回は逆に被害者となった訳ですが、女子大生の気持ちもわからなくはないです。
現に痴漢の被害にあう女性の方々はいらっしゃいますし、「やめてください」の一言を言うのだって相当な覚悟と勇気がいります。言う側としても辛かっただろうなって思います。
ただ近年一部の奴らのせいで逆に痴漢冤罪をかけられてしまうという現実もあります。日本のみならず韓国でも近年社会問題化しており、人混みという条件の中で白黒つけるのはほぼ不可能なのではないでしょうか。
いいブログネタになったなと冗談ではまだ笑ってられる気もしましたが、正直全然笑えません。ホントに人生終わるんだなって覚悟すると人間、冷や汗が止まらなくなるんですね。
痴漢に間違えられた
— T E I K Y U 대규 (@uykiet) 2019年3月20日
もう二度と電車乗らねえ
こんな事Twitterで愚痴ってますが、本当に1号線が嫌いになりました。
JDは何を考えていたんでしょう。私にはよくわかりませんでした。
(皆、男女に関わらず電車には気をつけようね、新学期から浮かれちゃダメだぞ☆)