お皿を洗いながら考えること。
皿を洗うことが好きです。
理由は特にありません。
お皿洗いといっても料理で使ったフライパンや学校に持っていったタンブラーとか食器以外にも洗うものがあります。一時期ペットボトルに入ったミネラルウォーターを買ってましたが、お財布に優しくないのでやめました。
私はお皿を洗いながらその日一日何があったのかを振り返ります。
「今日は良いことあったな。」「アイツマジムカついたな二度と喋れねえようにしてやりたい」とか色々です。数枚の皿を洗ってるたった数分間ではありますが、少しだけ落ち着きます。黙々と単純作業を続けながら、鼻歌を歌ったり、ボソボソ独り言を言ったりするのって皿洗いの時くらいしか許されないじゃないでしょうか？ そんなことない
冷たい水が手にかかってひんやりします。冬場は手がかじかむのでお湯
油汚れとかご飯粒だとかスポンジに汚れがつくのを見ながら、お腹いっぱい食べたなって思ったり、洗い物が面倒だからって丼ぶりばかり作ったりしてるんだなってつい数十分前までの自分と現在の自分を対照させて、このあとはお洗濯してお掃除してお勉強してって将来の自分を想像するのです。
お皿洗いって人の性格が出ると思うんです。丁寧に洗う人もいれば水ですすぐだけだとかもういっそ紙皿紙コップしか使わねえぜって方もいるかもしれません。箸とかスプーンも口に入れる先の部分だけしか洗わないとか器の外側はすすぐだけとか案外ズボラな性格してる人もいるんじゃないでしょうか？←去年までの俺じゃん
食洗機欲しいです。一日たった数分かも知れませんが、一日10分×一ヶ月で300分、計５時間にもなるわけです。皿洗いにかけるリソース一つ解決することで30分のアニメ10本、1クール見れちゃうわけですよ？
もし将来結婚できたら奥さんのために皿洗いをしようと思います。家事スキルに自信はありますが、料理や掃除に私のズボラな性格がもし出たらシャレにならないので洗い直しの効く皿洗いをしたいんです。
「まだ汚れてるよ！」「えーキレイにしたよー」なんてやり取りしてみたい
洗剤できれいな手がガサガサになったり、一日10分だけでも休んでもらえればいいなって思いました。
さて、お皿洗いっていう日常生活に潜む単純なイチ仕事もこうして捉えてみるとなかなかおもしろいんじゃないんですかね？
