札幌で風俗街に迷いこんで泣きながらホテルに帰った話
今年の1月、2泊3日の北海道一人旅に行ってきたのですが、とっても楽しかったです(小学生並みの感想)
食べ物は美味しいし、雪も綺麗でした。
旅中色んなハプニングに見舞われるのですが、その中でも「すすきのの裏路地入って風俗のキャッチに声かけられまくって、無視すればいいのに何だか怖くなってホテルに早く帰ろうとするけど道がわからなくてさまよい歩き続けた」ってのが一番怖かったです。
すすきのは北海道の札幌に位置する日本三大歓楽街のひとつにも数えられる場所です。飲食店やバーに性風俗店(キャバクラやヘルスなど)がひしめき合ってます。
もうオチてる気もしますが、当時の私は愚かでした。言うて2ヶ月前。
事の発端は、夜中に「札幌来たのにラーメン食ってねえ、行きてぇなぁ」と夕食食ったのにまた出かけたことでした。まだ食うのかこのデブ、ジンギスカン食ったばっかだろ
有名店のすみれで味噌ラーメンを平らげ、どっか飲み行くかと何も考えずにそぞろ歩きます。まだ食うのかこのデブ(2回目)
歩いて20分くらいたった頃でしょうか、あんまりそそられるお店がなくホテル帰ろうとしたその時です。
「あっれぇ~~、こ~こど~こだっけぇ~~~~~???」
説明しよう!札幌の街は京都のように碁盤の目になっており
地元民じゃない限り迷いやすいのだ!
完全に迷ってしまった私はとりあえずキラキラした方向に行くことにしました。何故なら大通りに出て目印を探せると考えたからです。かしこい。
そうして歩くこと10分。キラキラした場所につきました。
はい、どうみても風俗街です。本当にありがとうございました。
人生で初めてこんなとこ来ましたが、1人でくるとめっちゃ怖い。年齢的にはOKなはずなのになんでこんなビビるんだ。
1人で渋谷パンケーキは行けたのに、いざ風俗街になるとビビるの最高に陰キャオタク童貞って感じがして気持ち悪いですね。
ガラス張りのバーがあったんですが、向こうにバニーガールいました。
めっちゃものすごく可愛かった…。人生で初めて生バニーガールみたよ…。
きっと普通のお店でそんなんだったので、きっとガールズバーとかヘルスとかソープになったら大変なことになるんでしょうね。ここで恋人と一緒にホテルって発想が出ないあたり終わってる。
そして、来るわ来るわキャッチの嵐。普段誰からも声なんてかけられないのにこういう時に限ってモテモテです。
「観光ですか?イイ娘いますよ~オニイサン!」と近寄られますが
日本語がわからない外国人観光客のフリをして逃げ続けます。
一応外国人だし…
寒いし、俺はラーメン食べに来ただけなのに何をこんなに逃げ続けているんだと虚しくなりますが、ともかくホテルに帰って布団で寝たい。それだけでした。
目の前に風俗があって性欲を解消出来るにも関わらず、10:0で睡眠欲と帰宅願望の方が勝りました。
ダッせぇぇぇ~~~~~~~
いくら歩いても辿り着けそうになかったので、結局タクシーに乗りました。運転手さんは私の顔を見て察したのか、何も話かけてくれませんでしたが、多分「お楽しみでした?」とか言われたら私泣きます。
今回は単に黒服のお兄さんや嬢が怖かったという恐怖よりこういうとこに来ても全然楽しむどころかむしろ怖気づいて何もできないという自分に対する失望と自棄から涙が頬をつたったのだと推察します。結局ダメやんけクソガキ!
いつか私もああいう街を楽しめる大人になりたいと思いました。
もしそういうお店に行ったらレポ書きます。
ほろ苦い思い出がまた増えました。